TOEIC900点突破へのロードマップ戦略 TOEICの具体的戦略を知って 安定した特典を確保しよう! |
こんにちは、タカツです。
このレポートでは
あなたが実際にTOEICで試験を受けるにあたって
絶対に知っておきたいテクニックについて
解説していきます。
特にここでは
リーディングをメインに解説していきますが、
高校や予備校、大学で培ってきたように見えた
「読解力」というのは
『読む力』よりも『和訳する力』
が優先的に重視されてきました。
つまり、
「読解力」と「和訳力」が
混同したことによって
日本人の英語力は
あなたが想像するよりもはるかに大きな
『傷』を受けることになったのです。
その傷は何よりも自信のなさに現れ、
「訳すこと以外の学習法」
に対する怯えと疑念に現れています。
しかし、この怯えや疑念を払拭し、
英語で物事を考える訓練をしなければ
いつまでたっても英語力は伸びません。
自分にとっての
『新しい勉強法』
をすべて拒絶する態度からは
決して進歩は生ませません。
いよいよあなたがこれから
就職活動などで新たな仕事に
チャレンジしようとしているのなら
その今こそ、
「過去のこだわり」や
「今までやりきったことに対する執着」
を捨てて、
真の読解力に向けて
全く新しいスタートを切るべきです。
僕が、
「日本語や和訳辞書を使った
学習は最小限にすべき」
とブログで繰り返し言うのは
そういう考えが基盤にあります。
なので、
今回はTOEICのテクニック部分について
具体的に解説していくのですが、
『独学英語マニュアル』の考えを
根底に置きながら、
本質とテクニックを一緒に学習することで
はじめて効果が出るもの
だと思っています。
ぜひその辺に関しては
勘違いのないようお願い致します。
それでは前置きが長くなりましたが、
TOEICの具体的な戦略について
解説していきましょう。
①:Part1攻略のコツ |
まずはPart1についてです。
Part1の問題は全部で6問あり、
『写真描写』
によるリスニング問題
がメインになってきます。
ここは他のパートと比べると
比較的に簡単ですので、
初心者の方はまずは6問中4問正解できるよう
努力してみてください。
問題には写真のみが掲載されていて、
そのほとんどが
「人」や「物」
についての写真です。
その写真に対する説明文が
4択で出題されますので
その中から正しい選択肢を見つけ出す
必要があるわけです。
ここで、 Part1を素早く解くときに
重要なコツを説明します。
これに着目してるだけで、
リスニングがあまり聞こえなくても
どこに答えがあるか見つけやすくなり
正答率も格段と上がるので
しっかりと覚えておいてください。
そのコツは全部で5つです。
❶登場人物の把握
❷場所の把握
❸登場人物が何をしているのかの把握
❹登場人物が何を身につけているのかの把握
❺周囲には何があるのかの把握
問題を解くときに
この5つを頭の片隅に入れておくだけで、
頭が白紙の状態と比べて
問題を解くスピードが全然違ってきます。
なぜだか分かりますか?
これは実は、
もう1つの特典で紹介している
『パラグラフリーディング』
のスキミングと同じ原理なんです。
あらかじめ与えられた情報を
的確に把握することによって、
それだけで簡単に出題者の意図を
掴み取ることができるようになります。
Part1の多くはこの5つを意識することで
素早く解けるようになりますが、
ひっかけ問題として
出題率が高いものも存在します。
それは、写真は「人物」が
メインになっているにもかかわらず、
その人物とは全く関係ないものが
正解になるケースです。
この場合、
人物の周辺にある背景などが
正解になることが多いので
ぜひこちらも頭の片隅に入れておいてください。
これらをしっかり意識するだけで
正答率は以前より一気に上がります。
少しでも正答率をあげて
ライバルを引き離していきましょう。
②:Part2攻略のコツ |
TOEICのPart2はリスニングの応用問題
がメインになります。
このパートは選択肢が3つしかないので、
選択肢に惑わされることも少ない気がしますが、
実はPart2はひっかけ問題として有名で、
その分正答率も低くなりがちです。
つまり、Part2で問われる能力は
「リスニング能力」と「情報処理能力」
の2点で、
・短い文章を正確に聞き分けられる能力
・紛らわしい選択肢に引っかかることなく
正しい回答を導き出せる情報処理能力
といった英語力が
必要になってくるわけです。
ですのでPart2では
「小手先のテクニック」
というものはほとんど通用しません。
しっかりと実用的な
英語力をつけていかなければ
問題を解くことは難しいでしょう。
具体的には、
・リスニング力→「音声学習」「多聴」「音読」
・情報処理能力→「パラグラフリーディング」
の4つを中心に勉強していくことが
重要になってきます。
全てを学習する必要はないですが、
初心者の方であれば必ず「音声学習」から
始めるようにしましょう。
音声の理解なしに英語を聞き取ることは
一般の日本人にとっては
かなり難易度が高いです。
では、Part2の基本的な解き方について
解説していきます。
Part2の問題数は全部で25問が基本で
リスニング問題は全部で100問なので、
Part2は全体の1/4の量に相当します。
リスニング問題は音声に合わせて
問題を解いていくため、
特に時間配分を
意識する必要はないと思いますが、
基本的には1分間に2∼3問のペースで
解くことになると思うので、
このペースに対応できる戦略を
立てていかなければいけません。
そこでまずは、
Part2の問題形式を一旦整理してみます。
❶音声で流れる質問を3つの選択肢から回答
❷設問に関する文字や文章はなし
❸問題の質問文が簡単な単語で構成されて、
文章が短い
❹Part2で使われる質問は5W1Hから始まる
すると、 Part2の弱点が見えてきます。
まず❸について、
問題の質問文が簡単な単語で構成されて
文章が短いということは、
難しい単語の勉強や
長い長文を使ったリスニング練習をする必要はない
ということです。
これはさっき言ったように、
「音声学習」
をメインに学習すればいいわけで、
すでに説明しましたね。
問題は❹です。
Part2で流れる音声が5W1Hから
始まるというわけなので、
最初で始まる単語が、
・what
・where
・why
・when
・who
・how
のどれかになります。
なので、それぞれの問題の最初を
聞き逃すことさえなければ
回答は簡単に見つけ出せる可能性が
上がるということです。
例えば、 次のような質問が
Part2の例です。
問:Where can I park my car?
(車はどこに止めれば良いですか?)
A: The national park is quite large.
(国立公園は非常に広いです。)
B: Ask Robert in the security office.
(警備室のロバートに聞いてください。)
C: Yes, the roads often get crowded.
(はい、道路は大変渋滞しています。)
“Where”が聞こえただけで
質問に対する答えはBだということが
理解できるはずですよね。
もちろん選択肢が引っかかるように
設計されている場合は、
最初の5W1Hが聞こえても
正しい回答を導き出すのに時間がかかります。
なので、
知識と同時に
柔軟な英語脳を鍛える習慣を
つけることが重要
だということです。
③:Part3攻略のコツ |
Part3では、
「リスニングでの会話問題」
が中心になってきます。
Part2では、
質問文に適切な答えを導き出す
『一問一答 形式』
だったのに対して、
Part3では
『複数の会話のやり取りと、
それに関する質問を聞いて答えを選択する』
4択問題になっています。
Part2よりもさらに応用化されているので、
より高度なリスニング力が要求される問題です。
しかし、Part3には設問があり、
これはスキミング(第2章参照)
の材料として最適です。
なのでPart3では、
あらかじめ設問とそれに対する選択肢を
音声が流れる前に丹念に調べる
ことが攻略の糸口になります。
リスニングの前にスキミングを行うことから
他のパートよりもスピーディに
回答していかなければいけないため、
もし途中で内容が聞き取れなかった場合は、
そこで立ち止まらず
次の問題に移ることが得策でしょう。
問題数が39問もあるということなので
1つの問題に固執してしまうと
あとの音声にどんどん置いていかれて
ドミノ倒しのように間違ってしまいます。
ここは自分の英語力がなかったと反省して
潔く諦める癖をつけてください。
Part3の問題が全部で39問あって、
そこで費やされる時間は17分程度。
つまり、1問につき約27秒以内に
スキミングと設問の回答をしていかなければ
間に合いません。
しかも、1つの音声に対して
問題が3問もありますから
音声をそのまま聞いて日本語に訳さずに
英語のままスラスラ理解する能力は
当然必要になってきます。
そのため、
かなり英語力を持っている人でも
苦労するところですが、
少しでもライバルよりも点数を稼ぐために
次のような戦略を考案しました。
これを実践するだけで
かなり戦いがラクになるので
ぜひとも本番で実践してみてください。
では手順を説明していきます。
❶Part3に入って、
最初に流れる音声説明が30秒
ほどあるのでそこを無視して
スキミング作業に入る。
❷30秒で39問全てを
スキミングできるわけがないので
最初の2問に絞ってスキミングを行う
❸本文の音声が流れてきたら
その2問に全神経を使って
素早く答えの選択肢を探す
❹少しでも時間が余ったら、
3問目4問目・・・
とスキミングを行う
(※スキミングについてはもう片方の特典を参照)
この手順を守りながら実践していくことで、
何も戦略を立てていない人よりも
間違いなくスムーズに問題を解くことが
出来るようになります。
スキミングによって問題内容全体が
俯瞰的に認識できるようになるからです。
ぜひTOEICの現場で活用してみてください。
④:Part4攻略のコツ |
Part4は『説明文』をテーマにした問題で、
『人物』による会話がメインになります。
問題形式はPart3と一緒で、
問題に書かれた質問に対して
4つの選択肢から回答するというものです。
なので、攻略の戦略も
『スキミング力』と『リスニング力』
の2点が重要になってきます。
スキミングに関してはPart3と同様に
Part4のディレクション(説明)の間に
最初の2問をスキミングしちゃってから
リスニングに集中するようにしましょう。
問題数は全部で30問といったところですが、
初心者はまずは半分以上
(できれば18問以上)
点数がとれるレベルを目指していくと
いいかなと思います。
それ以上の正答を取れるようになったら
今度は多聴・リスニング訓練で
さらにリスニング力を
磨いていくといいでしょう。
同時にTOEIC問題集で 実践的に問題を解いて
スキミング練習を深く勉強していくと
正答の精度も上がって
さらに成果が伸びるはずです。
⑤:Part5攻略のコツ |
Part1~Part4が
リスニングセクションだったのに対し、
Part5~Part7では
リーディングセクションがメイン
になります。
この節で紹介するPart5に関しては
短文の穴埋め問題がメインで、
いわゆるパラグラフリーディングや
スラッシュリーディングなどの
高度な読解法は要求されません。
つまり他のパートよりも点数を
稼ぎたいところですので
この節をしっかり読んでPart5の点数を
ぶち上げていきましょう。
まず、問題の形式ですが、
文章自体は1行程度の短さのもので
4択問題になっています。
問題のパターンは主に2種類あり、
1つ目は
・前置詞や接続詞などの品詞を問う問題
もう1つは
・単語そのものの意味を問う問題
です。
つまりこの2点から分かるように、
前置詞や接続詞などの品詞を問う問題は
→『文法問題対策』
単語そのものの意味を問う問題は
→『語彙力強化』
がPart5対策のキーワードになってきます。
ただし、Part5では
時制(過去-現在-未来)や
冠詞(a,an,theなど)
のような問題は出題されません。
特に時制は量が多いし
厄介ですので
時制問題が出題されないのは
ありがたい事です。
Part5の問題数は全部で30問ですが、
Part6やPart7と比べて
英文のボリュームが圧倒的に短いため、
非常にスピーディに
通過していく必要があります。
リーディングセクションの試験時間は
合計で100問あり、
制限時間は75分です。
そのうちPart5にかけてもいい時間は
10分だと思っています。
10分でPart5の30問全てを通過しないと
いけないわけですから、
1問にかける時間は約20秒という事です。
Part5で時間を食っていると
最後のPart7で最後までたどり着かずに
タイムオーバーとなってしまうため、
とにかくPart7にたどり着く時に
時間を残しておかなければいけません。
Part7に突入した時の残り時間は
50分というのが理想だと思っていて、
初めの10分をPart5に、
次の15分をPart6に費やす
という計算にしています。
「そんなの無理だろ…」
と、もしかしたらあなたは
思うかもしれませんね。
しかし、大丈夫です。
しっかり『独学英語マニュアル』や
このレポートの通りに英語を学習し、
戦略を持って
TOEIC試験に取り組んでいけば、
必ずこのスピードでスラスラと英文を
読みこなせるようになっています。
では、Part5の具体的な解き方について
解説していきますね。
Part5を解いていく最大のポイントは
次の通りです。
❶スピードの意識
❷基本文法の理解
❸頻出単語の把握
❹無駄な英文は読まない
どれも重要なので1つ1つ丁寧に
説明していきます。 ↓↓↓
❶スピードの意識
1つ目はスピードを意識して
問題を解いていくという事です。
1問につき20秒ですから
とにかくPart5を対策するときは
スピードを保つ練習を心がけてください。
ですが、いくらスピードを意識しても
問題に対する回答が間違いまくっていると
全く意味がありません。
なので、
『早く正確に』
問題を解いていく必要があります。
ではどうやったら
『早く正確に』
が実現できるのか?
という事になりますが、
早く正確に解くためには、
まずは『基本文法の理解』
を中心に学習していくといいでしょう。
❷基本文法の理解
幸いに、
Part5に関しては文法も語彙も
そこまで難しい問題は
要求されることはないです。
例えば、
to不定詞の後の動詞は『原形』
前置詞の後の動詞は『-ing形』
といった基本的なことが問われるぐらい
と思ってくれればいいでしょう。
ですので、TOEIC対策の文法問題集を
しっかり対策するだけでも
Part5の正答率はかなり上がってきます。
実際に僕の友人で
TOEICの文法対策をしっかりしてるだけで
TOEICの点数が120点も上がった
と言っている人がいました。
つまり、
TOEIC対策として文法を勉強することは
TOEICの点数を上げるのに
非常に有効な手段なのです。
そして大学受験の文法よりも
TOEICの文法の方が圧倒的に簡単なので
対策もそこまで難しくないでしょう。
具体的な手順は、
①まずは高校1年生レベルの
基本英文法の知識を理解して、
②TOEICに出題される
問題の特徴に合わせて対策する
という流れが最適です。
特に、
・名詞、動詞などの品詞の理解
・5文型(SVOC)
・前置詞(in, on, at, from, with, forなど)
の後は名詞または動名詞
・動詞を修飾できる品詞は副詞
などの基本文法は頻出ですので
確実におさえておいてください。
基本をおさえる事で、
単語の意味がわからなくてもルールに基づいて
答えを導き出すことができるようになるため
自ずと回答スピードが上がります。
とにかく文法は
問題集を徹底的に反復して
文法知識をどんどんインプットしくことが
Part5攻略の王道です。
問題を途中で間違えたときは
解説を読んで自分の中で腑に落ちるまで
何度も反復してください。
大事なのは、
「なぜその答えになるのか?」
ということです。
学習中に「なぜ?」を徹底的に追求していけば、
文法に対する理解力は一気に上がります。
すると、
Part5だけでなくPart6やPart7の理解力も
同時に上げていくことができ、
結果的にTOEICのリーディングセクションの
スコアアップが期待できるというわけです。
英文法学習は取り組み方によって
実力のつき方が全然違ってきますので、
常に「なぜ?」 という疑問を持ちながら
学習に取り組んでいきましょう。
そこで、Part5対策にオススメの
英文法問題集を紹介しておきます。
英文法に苦手意識を感じている人は
まずは
「【新形式問題対応】 TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!」
がオススメです。
この問題集は、
中学英語の中でもTOEICに出題される文法を
ピックアップしたものが集約されているので、
TOEIC600点の壁に悩んでいて
英文法が苦手な方は
ぜひこの問題集で文法の基盤を固めてください。
次に、
ある程度英文法の基礎が固まっている人は
でさらに文法力を磨くといいでしょう。
これは実際に僕の友人が実践してみて
「この問題集だけやって
TOEICの点数が120点上がった」
と言っていたものです。
彼は、
・問題集に書いてある制限時間通りに学習し、
・間違った問題の解説をしっかり読み
・2、3周は少なくとも反復した
と言っていました。
ぜひこの問題集にチャレンジするときは
この3点を意識して取り組んでみてください。
※ただし、今言った勉強法はTOEICに特化したものであって英語脳を鍛えることに直結したものではありません。あくまでもTOEICの対策になる文法知識を蓄えるという意味で有効な手段だという前提で考えてください。以下、単語の学習も同様です。
❸頻出単語の把握
リーディングの最難関であるPart7を
あらかじめ捨てるつもりで
Part5で点数を稼ごうと戦略を立てる
受験者は結構います。
ですが、いざ挑んでみると
・Part5の語彙問題が難しい
・問題文や選択肢に難しい単語があって意味不明
と言って挫折する人が多数です。
そりゃあ意味の分からない単語が
複数出てくると
もはや文章自体が
暗号と化してしまいますよね。
僕たち日本人は
『英文を日本語に訳して読む』
という悪いクセが
ついてしまっているため、
曖昧な表現が出てくると、
そこですぐに止まって
どのような日本語訳になるのか
考え込んでしまいます。
これがTOEICのスコアアップを妨げている
最もたる原因なのです。
TOEIC自体は
難しい文法や語彙力が試される
試験ではありません。
もちろん、
英文法や語彙はスコアアップを目指す上で
重要な要素になることは
間違い無いのですが、
この要素以外にも
点数を稼ぐコツがあります。
そのコツとは、
『TOEICで出題される頻出単語や表現、
フレーズや問題パターン』
を集中的に知ることです。
これをやることで
非常に効率的にPart5の語彙問題が
解きやすくなります。
ただ、文法問題に比べると
語彙は範囲が広いので、
ある程度の勉強量は
覚悟しておかなければいけません。
語彙(単語)の勉強方法に関しては
これからのメルマガなどで
詳しく説明していこうと思っています。
量が多い分
できるだけ挫折しないように仕組み化した
学習法を解説していくつもりなので
楽しみにしててください!
では、
どのようにしてTOEICの頻出単語を
覚えていけば良いかの
全体像を説明していきます。
それは、
TOEICの問題集を解く上で
分からない表現があれば横着せずに
それらの意味を覚える
ということです。
TOEICは他の試験と違い、
設問を再利用する試験なので
出題パターンが決まっています。
なので、TOEICに関しては
TOEIC問題集(Part5)の単語を
片っ端から覚えることは
効率の良いことなのです。
また、
TOEIC問題集で単語を覚えると同時に
やはり単語集は活用しましょう。
単語集には専門家が分析して
出題頻度の高い順に並べられた
単語が密集しています。
なので、
TOEICでの語彙力アップを
最速で目指すなら
単語集は絶対に使うようにしてください。
オススメは
「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」
が良いと思います。
目標スコアごとに
必要な語彙数が分かれていて
990点を取得するためには
この1冊で1000語収録されています。
音声も付いているので
リスニング対策にも有効です。
ただし、日本語での暗記は
なるべく避けましょう。
英語と日本語では意味の幅に違いがあるので
日本語で意味を暗記してしまうと
ネイティブのような英語脳は
手に入らなくなります。
なので、日本語解説の英単語帳を使うときは
必ず英英辞典などで英語のニュアンスを知って
英語の知識のみで
覚える努力をしてみてください。
❹無駄な英文は読まない
4つ目は
『無駄な英文は読まない』
ということが大事になってきます。
TOEICは時間と集中力との勝負です。
いくら語彙力や文法力を持っていても
制限時間内に解き切らなければ
意味がないのです。
この2つを味方につけずに
高得点を出すことは不可能でしょう。
特にPart5の時間配分は1問20秒程度。
回答時間に重点を置かなければ
Part7でかなり苦労してしまいます。
そこで、
回答時間に重点を置く練習として
問題の空欄前後のみを回答して行く
方法があります。
例えば、 次の例題を見てください。
【例題】
“The sales manager McGowan who was promoted after a successful sales of our new mobile products gave a _________ speech at the conference.”
(A)fascinates
(B)fascinate
(C)fascinating
(D)fascinated
この問題を解くときに
必要になってくる情報は、
gave a __________ speech「∼なスピーチを述べた」
という部分のみです。
後の内容は読まなくても
この部分だけで回答することができます。
さらには、
選択肢のfascinate「興味をそそる」
という意味を知らなくても大丈夫です。
冠詞“a”と名詞“speech”の間に入るのは形容詞で、
動詞の中で形容詞になれるのは
-ingまたは-edのみ。
-edは人を諸語にして気持ちを表す使い方なので、
正解は(c)fascinatingになります。
このように、
ルールさえ知っていれば
本文を全て読まなくても5秒で
正解を導き出せる問題があるのです。
ぜひ英文法の知識と語彙力、
無駄な英文を読まない情報処理力を
実践と普段の学習で身につけて
Part5を突破していきましょう。
⑥:Part6攻略のコツ |
Part6はPart5と同じように
穴埋め形式の問題ですが、
Part5が短文の穴埋めだったのに対し、
Part6では
『長文の穴埋め』
がメインになります。
問題数は全部で16問で、
空欄のある不完全な4つの長文からなるものから
4題出題されるという形式です。
回答は1つの空欄につき
与えられた4つの選択肢から
適切なものを1つ選ぶというもので、
Part5と違って
空欄付近だけのチェックでは
正答が選べないのが特徴です。
与えられた長文を全て
読解していかないといけないので
非常に厄介なパートと言えるでしょう。
Part6の制限時間はさっきも言った通り
15分以内なので、
1問につき55秒程度を目安に
解いていけば良いということです。
しかし、
ある程度速読力がついてくると
Part6は10分以内
で通過できるようになります。
僕はPart6を1問につき25秒以内に
解くことにしていて、
これによって約7分で
突破できるようになりました。
そして、残りの8分は
自信のない問題を見直す時間に使って
正解の精度を上げています。
あなたもこれを
目指すようにしてください。
少しでも見直しの時間があれば
どんどんTOEICでケアレスミスを減らすことでき、
予想以上の結果を
叩き出せるようになっていきます。
では、どのようにして
Part6を対策していいのかを
解説していきますね。
それは、
『Part5とPart7の点数を稼ぐことに
集中すること』
です。
Part6は、
Part5とPart7を合わせたような問題で、
Part5とPart7を勉強することで
自然にPart6の点数も上がっていきます。
なので、
まず優先すべきはPart5とPart7の対策です。
Part6が難しいと思う初心者の方は
最初はスルーしてもらっても構いません。
Part5とPart7の点数が伸びてきてから
Part6を解いて行くようにするのが
一番賢い方法だと思います。
それを踏まえた上で
Part6の解き方を説明していきますね。
まず、Part6で出題される文章のタイプは
以下の通りです。
・レター
・Eメール
・記事
・情報
・宣伝
・報道
・WEBページ
・メモ など
このようなタイプの文章が
ランダムで4種類出題されます。
そして、これらのタイプはどれも
『スキミング』
の材料にぴったりですね。
ですのでまずは
『スキミング』
の作業から入ります。
例えば、手紙であれば
冒頭に「誰へ」
末尾に「誰が」
が記されており、
この部分を把握するだけで
文章の理解スピードが全然違ってきます。
Eメールであれば、
冒頭に「件名、誰へ、誰から」が記されていて、
これらが答えを導く
ヒントになることは明らかです。
なので、
まずはこのようなスキミングの材料になる
部分を事細かにチェックし、
文章をスムーズに読むための
ライトを手にするのが重要です。
これらの情報を見逃してしまうと、
筆者の意図や
重要情報が掴みづらくなってしまい、
結果的に読解スピードを
低下させてしまうことに繋がります。
なので絶対に
見逃さないようにしましょう。
スキミングが終われば、
次は冒頭から文章を読んでいってください。
最近は語彙を選択させる問題ではなく
文章を選択させる問題があって、
前後の文脈だけで理解するのは
難しくなってきています。
ですので
Part6は冒頭から文章を読んでいき
設問に出くわしたら回答するという方法が
一番良いでしょう。
スキミングを得た情報を元に
文章を読んで行くので、
読解スピードは スキミングをしていない時と比べて
圧倒的に速くなっているはずです。
あとは焦らないで
確実に解いていってください。
⑦:Part7攻略のコツ |
Part7はいわゆる
『長文読解』
がメインで、
リーディングセクションでは
一番ボリュームのあるパートです。
ここでは大量の長文が出てくるので、
多くのTOEIC受験者が
このパートで苦戦しています。
しかも、
TOEIC全体のリーディング問題の半分以上を
占めているわけですから
非常に厄介なパートと言えるでしょう。
少し想像してみてください。
あなたはPart1〜Part6まで頑張って
クリアしてきました。
そしてようやく
Part7に突入するわけですが、
ここからさらに50問以上の問題と
大量の長文を読みこなしていかなければ
いけません。
「せっかくPart7まで来たのに
まだこんなに読まなければいけないのか?」
という気持ちで
いっぱいになると思います。
つまり、
このPart7では英語力はもとより
・集中力
・根気
の2点が追加的に要求される
非常に辛いパートになるのです。
なのでこのパートは
しっかりと時間配分を組んでいないと
ほぼ確実に挫折してしまいます。
Part7を全てクリアできるように
計画を立てて取り組むることはもちろん、
戦略的に長文を読解してくようにしましょう。
Part7で出題される文章タイプは
以下の通りです。
・広告やチラシ
・ビジネスシーンでのEメール
・社内通知
・WEBサイト
・チャットのテキストメッセージ など
1つの文章問題に対する設問の数は
問題によって異なり、
・シングルパッセージ
・ダブルパッセージ
・トリプルパッセージ
の3種類のパターンに分かれます。
(パッセージとは1段落の文章のこと)
基本的には、
シングルパッセージら 29問
ダブルパッセージから 10問
トリプルパッセージから 15問
という内訳になっていて、
合計で54問の出題です。
(今まで見てきた傾向では、
TOEIC全体で問題数が変動することは
なかったのでPart7は
常に54問だと思っておいてください)
Part7全体に費やす時間は
50分と言いましたから、
1問につき
55秒以内に解いて行くことが目標ですね。
そして、
できれば「全問解く」という意識を持って
取り組んでみてください。
その精神がないと後で必ず時間切れになって
タイムオーバーのクセがついてしまいます。
ちなみにほとんどの受験者はこのパートで
20問∼30問も解けずに終了してしまいます。
これは非常に勿体無いので
とにかく制限時間は意識しましょう。
では、Part7の具体的な戦略について
喋っていきます。
TOEICのPart7で有効な解き方は
やはり『スキミング』です。
文章よりも先に
設問や目次などに目を通していって
文章全体のマクロ情報を
拾っていきます。
これによって本文自体が
一気に読みやすくなるので
積極的にスキミングは活用してください。
また、ダブルパッセージや
トリプルパッセージの場合は
スキミングの後に
『スキャニング(第2章参照)』
も欠かさないよういしましょう。
スキャニングによって
各パラグラフの大筋が理解できますので
これで一気に設問の回答が
見つけやすくなります。
まずはパラグラフリーディングを
フルに活用して
本文の速読力を上げるようにしてください。
『スキミング』と『スキャニング』
を終わらせた後は、
設問を頼りに本文の読解に入ります。
無駄な英文は読まなくていいので
設問と関係のある部分だけを
積極的に読んでいくようにしてください。
これができるようになれば
Part7の完全攻略もかなり近いです。
もちろんそのためには
『読解力』や『英語力』
は必要不可欠です。
そして何より、
『集中力』と『精神力』
がかなり要求されるので
とにかく普段から問題集で
体力をつけておくことが重要になります。
英語力や読解力だけだと
Part7の攻略はできませんので
普段から実践練習を
積むようにしておいてください。
Part7のような長文問題を見ると、
それだけで僕たちは「難しい」という
苦手意識を感じてしまいます。
特に日本人は英文を
日本語に訳す習性があるため、
それによって読解スピードが
かなり遅くなりがちです。
なので、
本文を読むときは日本語に訳さず、
英語で意味を理解して
読み進めるという意識で
取り組んでください。
また、長文を段落ごとや
4、5行ごとなどに区切って
「分解」 してみると
読みやすくなります。
一気に全部理解しようとせずに
一息入れながら落ち着いて読んでいくように
していきましょう。
「一息つきながらリーディングするなんて
時間の無駄なんじゃないか?」
と思う人もいるかもしれませんが、
これが意外に効果を発揮してくれます。
急ぎ足で頭に何も入っていない状態で
答えの箇所が見つからず何度も読み返すより、
一息ついて内容を整理し、
一回のリーディングで的確に答えを導き出せる方が
効率的ですよね。
さらに長文を読むのが苦手な方は
『スラッシュリーディング』
の要領で文章を細かく
区切っていくことをオススメします。
英語の文章は段落ごとに
内容がまとめられていますが、
段落ごとに区切って読んでいくのが苦痛な方は
スラッシュリーディングが有効です。
スラッシュの入れ方の具体的説明は
ここでは割愛しますが、
例えば次のように文章に
スラッシュを入れていきます。
【例】
The sales / of fresh vegetables has been decreasing / since last month. We should encourage our customers / to consume / shat is better / for their health.
このように、
前置詞や関係詞などの前後に
スラッシュを入れて行くことで、
ひとまとまりに
理解しようとしていた脳が
スラッシュごとに
理解しようと切り替わるのです。
そしてこれをすることで、
日本語に訳して後ろから
返り読みすることができなくなるため、
時間を無駄にせずに
効率的に読み進めて行くことが
できるようになります。
では具体的にどこにスラッシュを
入れていくべきなのかを説明していきます。
スラッシュをする箇所には
一定のルールがあって、
そのルールを意識しながらスラッシュを
入れるようにしてください。
ぜひスラッシュリーディングをする時には
スラッシュする箇所をあらかじめ決めておいて
スラッシュを入れていくようにしましょう。
スラッシュで意識すべきポイントは
次の5つです。
①文の要素(SVOC)ごとに区切る
②前置詞の前と後ろ
③関係代名詞の中
④接続詞の前
⑤準動詞の前
これらを意識することで
日本語訳を介せずに
スラッシュリーディングが
できるようになります。
慣れてきたら意識しなくても
できるようになるので
慣れないうちはこの5点をしっかり意識して
取り組んでいってください。
このように、Part7を攻略するためには
・的確な時間配分
・パラグラフリーディング
・スラッシュリーディング
などを使って攻撃的に
読み進めて行く必要があります。
けっこう訓練しなければいけませんが、
これができるようになれば
TOEICで900点以上を叩き出せるようになるのは
もはや時間の問題ですね。
もうライバルを相手にする必要も
全くありません。
ぜひ、今言った内容を
もう一度読み返し、
全ての戦略を頭に叩き込んで
TOEIC試験に臨みましょう。
以上が、TOEIC試験を受ける時に
TOEIC900点を突破するための
ロードマップでした。
一気に全てをものにすることは
難しいと思いますが、
英語の本質を勉強したり
TOEIC専用の問題集をしたりして
どんどん訓練して
身につけていってください。
英語の実力とテクニックを身につることで
最強の結果を叩き出すことができます。
両方鍛えるのは至難の技ですが、
ここまで読んでくださったあなたなら
絶対にできるはずです!
もしくじけそうになった時も
1人で考えないで僕に
メールで相談して頂ければと思います。
一人では乗り越えられない部分も
あると思いますので
是非一緒に壁を
乗り越えていきましょう。
それでは第1章はこれで終わりです。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
P.S.
僕は、成功するには「3つのSTEP」
があると考えています。
1:結果の出ている人を知って、
結果が出る方法を知る
2:目標を叶えるための方法を知る
3:行動する
ほとんどの日本人が英語を喋れないのに、
これだけで、あっという間にゴボウ抜きにして
英語をしゃべれるようになります。
大丈夫です。
正しい方法を知っている人なんて、ほとんど一部。
逆に一部しか知らないから
英語ができる人も圧倒的に少数派なのです。
ましてや、9割の人は知らないまま
脱落するのですから・・・
P.P.S.
ここまで読んでくれているということは、
おそらく、
・TOEICで点数を取ること
・英語を話すこと
にかなり憧れているのではないでしょうか?
けど、なかなか行動に移せていないのでは
ないでしょうか?
僕も、大学2回生までは
TOEIC400点代の人だったので
その気持ちは痛いほど分かります。
勉強しても目標までなかなか届かない。
そんな日が続きましたが、僕は決意しました。
「英語力を伸ばそうと。」
「苦手を克服しようと。」
「知らない世界を知りたいと。」
「君じゃないとダメなんだ。と言われたいと。」
気付いたらTOEICは955点を取っていたし
英語も話せるようになっていました。
案外、難しくありません。
難しく感じていたのは、
「英語が難しい、時間がかかる」
と思い込んでいる
メンタルブロックが原因でした。
確かに、アメリカ人は15年かけて
ネイティブ並みの英語力を培っているので
時間がかかるのは事実です。
しかし、だからこそ
そこで諦めるのではなくて
「アメリカ人は
英語を習得するのに15年かかった。
だから僕はアメリカ人よりも効率的な勉強方法で
1年以内に習得してやる!」
という戦略的な思想・気概を持って
英語を勉強してきたから、功を奏したのです。
目の前に壁なんてありません。
大人になってからも
英語は使えるようになるものだし
楽しみながら習得できました。
ただ、引き換えに僕は犠牲にしたものもあります。
全てが手に入るなんて虫のいいことは
ありませんでした。
時間とお金。
英語力を上げるためには
確実にこの2つと等価交換しなくてはいけません。
これは、仕方がないことですね。
特に時間は本当に有限なので
貴重に使っていきたいところです。
僕は腹をくくりました。
僕は将来的には
海外でIT企業を立ち上げるつもりなので、
プログラミングにも時間を費やしています。
それに、プログラミングを勉強したり
始めたりするとなると、
まあまあお金が必要です。
Youtubeなどで無料でコスパよく
勉強もしたりはしていますが、
やはり時間対効果を考えて勉強するなら
指導者からプログラミングの
勉強を教えてもらう必要もあります。
プログラミングスクールの平均価格相場としては
1つの講座につき30万ぐらいするんですが、
僕はここをかなり安くして
2つの講座をかけ合わせて
合計で22万と切り抜けることができました。
なぜプログラミングを
ここまで安く切り抜けたかったのかというと
英語学習に100万近くかけていたから
というのもありますが、
英語ができるようになったおかげで
情報処理能力が養われ、
良質なスクールと悪質なスクールを
見分けられるようになったからです。
だから僕は、
合計22万円という安さで
プログラミングの本質を
体系的に学ぶことができました。
しかし、プログラミング言語は
日に日に進化していきますので
知識に投資すべきところは
これからもどんどん投資していくつもりです。
それで将来的に有利になるのだから
安いものですね。
僕が常に意識しているのは、
「今」ではなく、「将来」のこと。
「今」は勉強が辛いとか、
生活がつまらない、とかあるかもしれません。
しかし、勉強すれば必ず将来は豊かになります。
人によっては
人生が変わるほどインパクトがあります。
僕がそうでした。
英語によって情報量と選択肢が増え、
人生が大きく変わりました。
工学部出身なのに、
今は英語を教えていますからね。
周りから見たら「あいつ何か変なことしだした」
と映ったでしょうね。
昔はこうだったとか、
キャリアがこうだからとか、
今からじゃもう遅いとか、
一切関係ありません。
それはただの幻想にすぎません。
やる気があるのか、ないのか、
たったその違いです。
その差が今後の将来を大きく変化させます。
ゆくゆく差は溝になるでしょうね。
僕が尊敬している福沢諭吉はいいました。
「学びて富み、富みて学ぶ」
諭吉が1万円に描かれているのは、
豊かになりたいなら「学ぶ」ことが一番の近道だ。
学んだら「豊かになる」
ということを示しているのです。
何かを手に入れるためには、
何かを失わなければいけません。
しかし、失ったからこそ見える世界があったし、
むしろ、失って良かったとさえ今なら思えます。
ぜひ、あなたがやりたいことを
実現した世界に来て欲しい。
何度もこう言いたいです。
では、今度こそ
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
自分の頭の整理のためにも
このレポートで気付いたことがあったら
ぜひ、感想を送ってみてください。
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作者:タカツ
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